2022年度QBSの態勢整備・運用状況に関する監査の実施状況について
株式会社QUICKベンチマークス
株式会社QUICKベンチマークス(以下、QBS)は、TORF業務規程第22条において、「TORFの算出・公表の実施状況、本規程で定める態勢整備の状況、および定義や算出方法の見直しを含む運営体制の見直し状況等」について、原則年1回、内部監査および外部監査を実施することとしております。
今般、内部監査室による内部監査および有限責任監査法人トーマツによる外部監査(IOSCO原則の遵守体制に係るデザイン、業務への適用及び運用状況に関する独立業務実施者の保証業務[1])を実施しましたので、その概要を公表いたします。
1.2022年度の内部監査の実施状況等
(1)実施者:株式会社QUICKベンチマークス内部監査室
(2)基準日:2022年9月15日
(3)対象:ガバナンス態勢、指標の設計、指標算出方針の策定、説明責任を果たすための態勢
(4)監査結果:内部監査の結果、指標算出の運営に重大な影響を及ぼす事項は発見されなかった。
2.2022年度の外部監査の実施状況等
(1)実施者:有限責任監査法人トーマツ
(2)対象期間:2021年12月1日から2022年11月30日までの期間
(3)対象:証券監督者国際機構の定める金融指標に関する原則遵守に関する報告書[2]
(4)準拠基準:「International Standard on Assurance Engagements 3000 Assurance Engagements other than Audits or Reviews of Historical Financial Information」
QBSは、引き続き、TORFの信頼性・透明性の維持および向上に努め、IOSCO原則に則った指標として国際的にも認知され、円金利の代表的な指標の一つとして引き続き広く利用されるよう、態勢整備ならびに運営体制の強化に取り組んで参ります。
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[1] 保証業務とは、「International Standard on Assurance Engagements 3000 Assurance Engagements other than Audits or Reviews of Historical Financial Information」12. (a) に定義される業務をいいます。当該保証業務には固有の限界があります。また、当該保証業務は、上記対象期間の範囲を対象として実施されたものであり、将来を予測するためのものではありません。詳細はトーマツ社による「第3章 独立業務実施者の保証報告書」に記載しています。
[2]「第4章 IOSCO原則の遵守態勢に係るQUICKベンチマークスの対応」では、上記期間中においてQUICKベンチマークスがIOSCO原則を遵守するための業務への適用及び運用状況を記載しています。また、それらが適切に表示されていることに関しては、「第2章 経営者報告書」において当社の代表取締役社長が表明しています。